ふたなり冒険者がスライムに寄生される話
ひんやりとした薄暗い洞窟の中をコツ、コツと乾いた足音が響く…
レザーアーマーを身に纏い、腰には一振りのブロンズソード、そして片腕にバックラー。一目でまだ駆け出しの冒険者と分かる出で立ち。
その冒険者、フレデリカ・ピックフォードは街の冒険者ギルドで簡単なモンスター討伐の依頼を受けてここにやって来た。
ほんの数体のゴブリン退治…大した労力もかからず、またそのために報酬もわずかでそこそこの腕を持つ者なら見向きもせず結果としてデビューしたての未熟な冒険者に回ってくるのがほとんどの簡単な仕事。
実際そうだった。多少の剣戟の応酬こそあったものの、フレデリカはこれを難なく制し、ゴブリンどもの亡骸を前にブロンズソードをヒュンッとひと振りすると血を拭ってから鞘に納める。
「ふぅ…大したことない奴らだったわね、私けっこう素質があるのかも…♪」
一仕事終えた後の清々しい面持ちで踵を返すフレデリカ。だが、そのほんの一瞬の気の緩みが命取りであり…駆け出しの冒険者にありがちな命を落とす原因でもあった。
そう、彼女にもまさに今、その身を滅ぼすであろう危機が迫っていたのである。
😕キテロキさんの致命的に足りないもの😕
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┃ 休 ┃
┃ 暇 ┃
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#致命的に足りない二文字 #shindanmaker
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あー足りないわー慢性的に足りてないわー
ふたなりがすきです